お昼ごはんを食べたあと、急激に眠くなることはありませんか?
僕の体験談ですが、学生時代はお昼ごはんを食べた後の午後の授業は睡魔との戦いでした。
※だいたい負けてました
今でも午後のデスクワーク中とても眠くなることが多々あります。
※たまに負けてます
※徹夜明けなどは単純に睡眠不足で体が休息を求めて眠くなるのですが、そういった状況ではなく、元気なのに眠くなる場合です。
少し調べてみました。
お昼過ぎに眠くなる原因は?
原因はズバリ血糖値です。
人間は血糖値が急減少すると眠くなります。
※脳はぶどう糖で動いております。炭水化物など糖質の高いものを食べると、急激に血糖値が上昇します。すると膵臓からインシュリン(血糖値をめっちゃ下げてくれる働き者ホルモン)が大量に分泌されて、急激に血糖値が下がります。血糖値が急激に下がるとぶどう糖が少なくなり、脳の栄養がなくなるので、眠くなってしまうのです!
つまり食事内容に問題がある可能性が高いです。
要因その①朝食
朝食を食べていない場合血糖値が低い状態で午前中活動します。
その後お昼ごはんを食べると血糖値が急上昇するのです。
※血糖値が急上昇すると、その後急減少して眠くなります。
解決方法「適度に朝食を食べましょう」
要因その②食事量
朝食を食べていても、お昼ごはんを大量に食べてしまえば結局血糖値が急激に上がり眠くなります。
※血糖値が急上昇すると、その後急減少して眠くなります。
解決方法「お昼は食べ過ぎ注意!」
要因その③食事内容
実は血糖値が上がりやすい食べ物と、上がりにくい食べ物があります。
特に血糖値が上がるのは炭水化物のお米やパン、うどん、もち、そうめん、インスタントラーメンなど
解決方法「低GI食品を心がけよう!」
※低GI食品とは、血糖値が緩やかに上る食べ物です。
低GI食品ってつまり何食べればいいの?
GI値とは、ぶどう糖を摂取した時の血糖値上昇スピードを100とした時の相対的な数値です。GI値が60以下の食品が”低GI食品”と呼ばれていて、”眠たくならない”おすすめの食材になります。
▼参考例
白米はGI値88と高いので、食べると血糖値が上がりやすいですが、
玄米はGI値55と低いので、食べても血糖値がゆっくり上がります。
※血糖値が急激に上がると急激に眠たくなります。血糖値がゆっくり上がるのはゆっくり下がるのでOK
代表的な高GI食品。食べたら血糖値が上がるもの
・食パン・フランスパン(GI値95)、ロールパン(GI値83)
・白米(GI値88)、もち(GI値85)、赤飯(GI値77)
・お菓子全般、砂糖が入っている甘いものは注意
・あんこが入っているものも甘いので注意
・アイスクリームも甘いので注意
・ジャムや缶詰などフルーツの加工品は砂糖入りが多いので注意
・野菜でもいも系はGI値が高いので注意
これらを食べるときは量に注意しましょう。
代表的な低GI食品。食べてOKなもの
・米を食うなら玄米(GI値55)
・春雨(GI値32)
・野菜・肉・魚全般もOK
これらをメインに食べましょう!
最後に
低GI値の食品を中心とした食生活を心がけると、
「眠くならない」他に、
・ダイエット効果
・糖尿病対策
・がんなど、病気リスクの軽減
など、様々な良いことがあります!
※血糖値が下がらない状態が続くことを糖尿病といいます。
みなさんもぜひ低GI食品を積極的に選んでいきましょう!