はじめに
前から思っていたんですが、僕は他人から話しかけられたときに、理解するまで少しタイムラグが有りました。タイムラグと言ってもほんの一瞬で、普段は日常生活に問題はない程度です。
しかし忙しくテンパっているときなど話かれられると、何を言っているか理解が出来ないことが度々ありました。
そういったときは、今頭が働かないから紙に書いておいて(もしくはチャットしておいて)などと言ってしまったり、図解してくれよなどと思ったりしておりました。
逆に、職場の同僚は一度話した内容をずっと覚えていて、こいつの短期記憶能力は半端ない!など恐れを抱いていたのですが、逆にチャットでの会話はいまいち上手く行かないことがありました。
てっきり僕の理解力が足りないものだと思っていたのですが、ある日ネットを見ていたら、どうやら人には認知特性という情報を理解・整理・記憶・表現するための特性がそれぞれ異なるということを知りました。
同じことを聞いても、生まれ持った思考や好みが反映されるので、異なる表現になるというのです。
そして僕は、写真のように二次元で記憶するタイプの視覚優位者だということがわかりました。
認知特性について
僕の認知特性テスト(本多35式認知テスト)の結果↓
①視覚優位者カメラアイタイプは写真家や画家、デザイナーなどアーティスト系が多く、②視覚優位者三次元映像タイプは建築家やパイロット、外科医、機会技術職、テレビや映画の舞台製作者など惨事ゲネ遺贈関係に多く見られます。
③言語優位者言語映像タイプはコピーライターや絵本作家、雑誌の編集者、作詞家に多く、④の言語優位者言語抽出タイプは内科系医師や作家、教師、金融関係者、心理学者に多いです。
⑤聴覚優位者聴覚言語タイプは弁護士や教師、落語家、アナウンサー、作詞家に多く、⑥聴覚優位者聴覚&音タイプは音楽家など絶対音感を持つ人が多いそうです。
なんだかハンターハンターの念能力の表みたいですね。
僕のスコアですが、①視覚優位者のカメラアイタイプが34点、②視覚優位者の三次元映像タイプが29点と一般スコアより高く、これは圧倒的に視覚優位な人間だと表しております。
①のカメラアイの特性は
・写真として物事を記憶する
・3歳以前の記憶があるが、自分の目で見た情景の為自分はその場に登場しない
②三次元映像タイプの特性は
・映像として物事を記憶する
・人の顔を覚えるのが得意
僕は間違い探しなどの些細な違いを見つけるのは得意で①のカメラアイの特性が強く、3歳以前のハイハイする前、1歳になっていないと思うのですが、母親が哺乳瓶を湯煎で温めていたり、父親がおむつを替えてくれていた時のことを覚えており、更にその状態で360°どの角度からでもぐるぐると映像を移動することが出来ますので②の三次元映像タイプにも当てはまります。
逆に⑤、⑥の聴覚優位者のスコアが9点と低く、冒頭で書いた会話で何を言っているか理解できないことの原因が、最初に音で理解するのではなく、音をイメージに変換してから理解しようとしているので理解が遅かったのだとわかりました。
また、高校生の頃の話ですが、部活の先輩に1ヶ月ぶりに偶然再開し、冗談で「俺のこと覚えているか?(笑)」と話しかけられた時に、名前が出てこ無かったという悲しい思い出があるのですが、顔は覚えていたのに名前が出てこなかった。音で覚える聴覚的ワーキングメモリーが低かったからだと思っております。
詳細は参考文献「医師のつくった頭のよさテスト認知特性から見た6つのパターン」本田真美著をお読みください。
追記
先日、この認知特性の話を母親にしたところ「ハンターハンターの念能力みたいだね」と言われました。思考パターン同じ過ぎて驚きました(笑)